車に工具無しでドラレコをつけよう!
ネットでドラレコを安く手に入れたりスピード取り締まりセンサーを友人からもらったり。
自分の車に取り付けようと思ったら、シガーソケットはひとつだけ。
どうしよう!?
家のコンセントみたいに他にも電源を取る方法はないの?
あります、あります!
実は車はどこからでも電源がとれちゃいます!
ただ、いくつかの基礎知識を押さえておく必要があります。できるだけ簡単に解説しますのでお役立てください!
シガーソケットと配線を隠しちゃおう!
ドラレコの超簡単な電源の取り方は【初心者向け】ドラレコを自分で取り付けるための手抜き基礎知識の記事で紹介した通り、シガーソケット電源がオススメです。
シガーソケットはアクセサリー電源の一つで、電流が流れている時はだいたいエンジンがかかっていて、車が発電しています。
つまり、ここから電源を取ってもバッテリー上がりの心配はないということで、安心なんです。
でも、シガーソケットに電源がささっていると、なんだか車内がごちゃごちゃした雰囲気になるよね。
シガーソケットにさすのが一番かんたんなんですよね?
ほかにも手軽に電源を取る方法がありますか?
初心者でもちょっと手を加えれば、シガーソケットから電源を取らなくてもいい方法があるんだよ!それがヒューズ電源を使った方法なんだ!
ヒューズ電源、さっそくわからないんですケド?
車にはたくさんの電気が使われています。
カーナビやヘッドライトなどにつながっている配線が、もしも何かの衝撃で傷んでしまって、ショートしたら大変です。発熱して配線から火が出てしまいます!
ぼくは20歳の頃、車のホーンを付け替えようとして配線したらプラスとマイナスを間違えてしまい、配線を導火線のように燃やしたことがあります。
こわい体験談をさらっと言いましたね。
こうならないように、車には大量の電流が流れると止めてくれるヒューズがあります。
家にも同じ目的でブレーカーがありますよね?脱衣所や玄関あたりの1箇所に集められていて、部屋のどこかに停電箇所があれば、ブレーカーを見ればわかるようになっています。
車では、見えないところに隠されていますが、取扱説明書をひらけばちゃんとどこにあるのかが書かれています。
まず、取扱説明書をどこにしまったのかわからなくなった方は、ネットで自分の車の名前と「ヒューズボックス」で検索してみましょう!
だいたい画像かPDFファイルが見つかって確認することができると思います。
ヒューズボックスをあけてみよう
アルファードやヴェルファイアの場合、運転席の右足元のヒューズボックスが扱いやすいです。
ヒューズボックスは、エンジンルームや運転席の足元など、いくつかの場所にあります。
うちの車にもありました、こんなところに隠されているんですね!
開け方は簡単です。手で回せるネジ1本をはずせば、プラスチックのカバーがはめ込んであるだけなので、手前に引っ張ればヒューズボックスが見られます。
車によってはプラスドライバーを使うものもありますが、車のジャッキなどが入っている袋に入っていると思います。
↑アルファード20系の運転席側足元ヒューズボックスの場合、こんな感じで赤丸のところに手で回せるネジがあります。
ものの10秒でくるくると外せました。もちろんドライバーすら不要でした。
そして、下から上の方をのぞきこむと・・・
赤丸のところにヒューズボックスが見えました!
あなたの車でもこんな感じで青・赤・黄・白色のヒューズが刺さっているヒューズボックスが見えましたか?この刺さっているヒューズに電流が通っています。
ちなみにヒューズの色には意味があって、小さな電流から大きな電流用として段階的に色分けされていて、刺さっているヒューズを差し替える時は同じ色のものにしておく必要があります。
たとえば、
赤色は5A(アンペア)
黄色は10A
青色は15A
緑色は30A
などといったものです。
さて、本題に戻りましょう、このヒューズを差し替えるだけで電源を取ることができるパーツをつかいます!
こんな風に、ヒューズから配線が伸びているものです。
おなじアンペアのヒューズがついているものを購入して、刺さっているものと交換すれば電源が取れるスグレモノなんです!超便利!
作戦としては、このパーツを使って足元のヒューズからドラレコなどのアクセサリーの電源を取って、ごちゃごちゃした配線を隠してしまおうという考えです!
お手軽な上に、この方法なら工具も不要です!
ヒューズの種類に注意しよう!
ちなみに、先ほど見たヒューズボックスに刺さっているヒューズには3種類あります。
大きさや形が違うので、自分の愛車にあったヒューズを購入しなければなりません。
ちゃんとおぼえておきます!
まずは「平形ヒューズ」という少し古い車などでよく使われている大き目のタイプ。
次に、とてもポピュラーな「ミニ平形ヒューズ」。今の車や大型バイクはほとんどこれ。
最後に、「低背ヒューズ」。新し目の車で見ることがありますが、ミニ平形ヒューズよりはあんまりみかけません。
ほとんどの車が、この3種類のどれか一つを採用していて、1つの車に1種類が統一されて使われています。
先ほど見たヒューズボックスから一つ取り出して確認してみましょう!
取り出すときは、ヒューズボックスに入っているプラスチックの専用つまみを使って引っ張り出します。
結構硬いので、手をぶつけても大丈夫なように、必ず軍手などの手袋をはめましょう!
ぼくの写真のようにラジオペンチで引っ張ってもいいのですが、あんまり力いっぱい握ると割ってしまう場合があるので、慣れてからにした方がいいです。
刺すときは、ただ単にググッとさすだけでオッケーです。
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